火災共済と安心生活|“さっぽろ市民共済 暮らしのブログ”

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  • 北海道の雪害リスクに備える!火災共済の「自然災害見舞金」と「補完保険」の賢い使い分け【令和7年版】
    令和7年、2025年の新しい年を迎え、札幌市内や北海道全域はいよいよ厳寒の季節本番を迎えています。美しく降り積もる雪は北海道の魅力の一つではありますが、私たち生活者にとっては、毎日の雪かきや排雪作業、そして住宅への被害など、頭の痛い問題の種でもあります。特に今年は、昨今の気候変動の影響もあり、短期間で一気に積雪が増える「ドカ雪」や、気温差による落雪事故のリスクが高まっているとの予報も出ており、ご自宅の安全管理には例年以上に気を配る必要があります。物価高や電気代の高騰が家計を直撃する中、万が一、雪の重みでカーポートが潰れたり、屋根からの落雪で窓ガラスが割れたりといった被害に遭った場合、その修理費用は大きな負担となってのしかかります。そんな時、頼りになるのが私たちが加入している「火災共済」や「火災保険」ですが、皆さまはご自身が加入されている保障の内容を正確に把握されていますでしょうか。「うちは火災共済に入っているから、雪害も大丈夫だろう」と安心していたら、実は保障の対象外だった、あるいは思っていた金額が下りなかった、というケースは意外と多いものです。特に札幌市民共済のような、営利を目的としない相互扶助(助け合い)の精神で運営されている共済制度の場合、掛金が手頃である反面、民間の損害保険会社とは保障の仕組みが異なる部分があります。今回は、札幌・北海道の冬に避けては通れない「雪害」等の自然災害について、さっぽろ市民共済の「火災共済」ではどこまで対応できるのか、そして万全を期すための「補完保険」という選択肢について、詳しく解説していきます。火災共済は「雪害」を保障する?基本保障と対象外の線引きまず結論から申し上げますと、さっぽろ市民共済の「火災共済」の基本契約(本則)においては、雪害や風水害などの「自然災害」による損害は、残念ながら共済金の支払対象外(免責)となっています。これは、パンフレットや重要事項説明書にも「共済金の支払対象外」として明記されている非常に重要なポイントです。例えば、猛吹雪で屋根の一部が剥がれたり、雪の重みで建物が歪んだりといった被害は、火災共済の本来の目的である「火災、破裂・爆発、航空機の墜落、車両の飛び込み、落雷、水漏れ」には該当しないため、「火災等共済金」は支払われません。特に北海道の住宅トラブルで多いのが、「スノーダクトのオーバーフロー(溢水)」や「水道管の凍結による水濡れ」です。これらについても注意が必要です。規約上、給排水設備の事故による水濡れは対象となる場合がありますが、その原因が「自然現象(雨や雪、氷など)」によるものである場合や、「老朽化」によるものである場合は、基本的に免責(対象外)となります。具体的には、スノーダクトが落ち葉や泥で詰まったのではなく、単に許容量を超える融雪水や雨水が溢れて室内に水漏れが発生した場合などは、自然現象による損害とみなされ、火災共済金の本則給付は受けられない可能性が高いのです。また、冬期間の水道管凍結についても、凍結して破裂した「水道管自体の修理費用」は対象になりますが、それによって床が水浸しになった場合の「水濡れ損害(フローリングの張り替え費用など)」は、対象外となるケースがあります。このように、火災共済はあくまで「火災等の不測の事故」に備えるものであり、自然災害リスクをフルカバーするものではないという点を、まずはしっかりと理解しておく必要があります。しかし、それでは組合員の皆様が自然災害に遭われた際にあまりに心もとないため、さっぽろ市民共済では相互扶助の観点から、独自の「見舞金制度」を設けています。共済金が出ない場合の救済措置とは前述の通り、火災共済の契約自体からは、自然災害による損害に対して「火災等共済金」は支払われません。しかし、組合員同士が助け合うという共済の理念に基づき、別途積み立てられた資金の中から「自然災害見舞金」が支払われる場合があります。これは法的な保険金支払い義務に基づくものではなく、あくまで組合独自の「お見舞い」としての性質を持つものです。次項でこの見舞金の詳細について触れますが、まずは「基本の火災共済では、雪害などの自然災害は保障されない」という大前提を認識し、その上で「見舞金」や「補完保険」でどのようにリスクをカバーしていくかを考えることが、令和7年の賢い家計防衛術と言えるでしょう。「自然災害見舞金」の仕組みと限界を知っておこうさっぽろ市民共済には、火災共済の契約に付帯する形で「自然災害見舞金」という制度があります。これは、地震・噴火・津波、および風水害等(水災・風災・ひょう災・雪災)によって、加入している建物や家財に損害が生じた場合に支払われるものです。北海道の冬の生活において懸念される「雪害(雪災)」も、この見舞金の対象となる「風水害等」に含まれます。ですので、全く何も出ないというわけではありません。しかし、ここで注意しなければならないのは、その金額の規模です。見舞金はあくまで「お見舞い」であり、損害額を全額カバーするような性質のものではありません。具体的な支払基準を見てみましょう。見舞金の額は、損害の程度(全損・半損・一部損・床上浸水・水ぬれ損)と、加入口数に応じて算出されます。例えば、建物や動産が70%以上焼失・損壊・流失した「全損」の場合でも、支払われるのは加入1口あたり3,000円です。もし100口(1,000万円の保障)加入していたとしても、計算上は30万円となりますが、ここにはさらに「上限額」が設けられています。規約により、自然災害見舞金の支払限度額は、最高でも「10万円」(1災害につき建物と動産を合わせて)と定められています。つまり、どれだけ大きな被害を受けて、家の建て直しに数千万円かかったとしても、あるいは加入口数を増やしていたとしても、この見舞金制度から受け取れる最大額は「10万円」なのです。また、損害額が20万円を超え、かつ半損(20%〜70%未満)には至らない「一部損」の場合、支払われるのは1口あたり300円です。さらに、スノーダクトの事故などで適用される可能性のある「水ぬれ損」(建物の天井・壁・床等に水漏れが生じ補修が必要な場合)については、1口あたり100円、ただし「損害額を限度」とします。このように、自然災害見舞金は、被害に遭われた組合員の方へ「少しでもお役に立てれば」という相互扶助の温かい気持ちから生まれた制度ではありますが、現実的な住宅再建や大規模な修繕費用を賄うための資金としては、どうしても不足してしまいます。ここが、営利を目的としない少額の掛金で運営される共済制度の限界でもあり、同時に加入者の皆様に正しく理解していただきたいポイントです。加入年数による支払制限にも注意さらに細かい規定として、新規加入(再契約を含む)から1年未満の組合員に対しては、支払額が「50%減額」されるというルールもあります。駆け込み的な加入による公平性の欠如を防ぐための措置ですが、加入直後に災害に遭われた場合は、受け取れる見舞金がさらに少なくなってしまうことを知っておく必要があります。不安な場合は「補完保険」という選択肢をここまでご説明した通り、火災共済は火災事故に対しては手厚い保障を提供しますが、雪害などの自然災害や地震に対しては、見舞金程度のサポートにとどまります。「北海道に住んでいる以上、雪害のリスクは無視できない」「万が一の地震にもしっかり備えたい」そうお考えの組合員の皆様には、さっぽろ市民共済が損害保険ジャパン株式会社(損保ジャパン)の代理店として取り扱っている「火災共済補完火災保険(地震保険付き)」の併用を強くおすすめいたします。この保険は、その名の通り、火災共済の保障の「足りない部分」を補う(補完する)ために設計された商品です。最大の特長は、火災共済ではカバーしきれない「風災・水災・雪災」などの自然災害による損害を、しっかりと保険金としてカバーできる点です。例えば、台風で屋根が飛んだ、大雪で家が歪んだ、ゲリラ豪雨で床上浸水した、といったケースでも、実際の損害額に基づいた保険金が支払われるため、住宅の修復や生活再建に直結する大きな安心を得ることができます。また、この補完保険には「地震保険」をセットすることができます。火災共済の自然災害見舞金では、地震による損害も最大10万円までしか出ませんが、地震保険に加入していれば、国と民間が共同で運営する制度に基づき、地震・噴火・津波による建物の倒壊や火災に対して、まとまった保険金を受け取ることが可能です。特に北海道でも、日本海溝・千島海溝沿いの巨大地震のリスクが指摘されており、地震への備えは決して他人事ではありません。さらに嬉しいメリットとして、この補完保険はさっぽろ市民共済を通じて加入することで「集団扱」となり、一般契約に比べて保険料が「5%割安」になります(地震保険部分を除く)。手続きも、火災共済の窓口で一緒に行うことができるため、非常にスムーズです。基礎的な保障は手頃な掛金の「火災共済」で確保し、雪害や地震といった大きなリスクには「補完保険」で備える。この「二階建て」の備えこそが、令和7年の北海道での暮らしを守るための、最も合理的で安心な選択肢と言えるのではないでしょうか。まとめ今回は、札幌・北海道の冬に欠かせない雪害リスクへの備えについて、さっぽろ市民共済の制度を中心にご紹介しました。ポイントをまとめます。火災共済は「火災」に強いが、「自然災害」は対象外(免責)が基本自然災害には「見舞金」が出るが、最大10万円と限定的雪害や地震にしっかり備えるなら、損保ジャパンとの提携商品「補完保険」がおすすめ補完保険は「集団扱」で保険料が割安になるメリットがある「うちは大丈夫」と思っていても、自然災害はいつ、誰に降りかかるかわかりません。さっぽろ市民共済は、「一人は万人のために、万人は一人のために」という相互扶助の精神を大切にしながら、地域の皆様の安全な暮らしを支え続けています。まずはご自身の契約内容を確認し、もし自然災害への備えに不安を感じたら、ぜひ一度、補完保険の検討や組合への相談をしてみてください。皆様の平穏な毎日が、これからもずっと続くことを心より願っております。
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  • 【令和7年版】札幌市民必見!火災共済の年間掛金に驚き?小さな負担で大きな安心が得られる「賢い選択」
    令和7年の冬も、私たち北海道民にとっては厳しい季節となりました。電気代やガス代といった光熱費の高騰に加え、食料品や日用品の値上げも続き、家計のやりくりに頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか。そんな中、意外と見落とされがちなのが、住まいの保障である「火災保険」や「火災共済」の掛金です。「契約した時のまま、何年も内容を見直していない」「保険料が高いけれど、安心のためだから仕方がない」もしそのように思われているなら、今こそ固定費を見直す絶好のチャンスかもしれません。私たち「さっぽろ市民共済」は、営利を目的とせず、地域のみなさまの“助け合い”で成り立っている生活協同組合です。今回は、札幌・石狩・小樽エリアにお住まいのみなさまへ、驚きの掛金で安心を手に入れる「火災共済」の魅力と、現代の生活リスクに備えるための賢い活用法について詳しくお話しします。驚きの低掛金!営利を目的としない「助け合い」の仕組みみなさまが一番気になるのは、やはり「掛金」のことではないでしょうか。さっぽろ市民共済の火災共済は、営利を目的としない相互扶助の精神で運営されているため、家計に優しい手頃な掛金を実現しています。例えば、建物の構造ごとの一口(保障額10万円)あたりの年間掛金をご覧ください。木造住宅:年額 80円(1口あたり)耐火住宅(マンション等):年額 40円(1口あたり)これは月額ではなく、「年額」です。具体的に、木造の戸建て住宅で2,000万円の保障(200口)を付けた場合を計算してみましょう。200口 × 80円 = 年間掛金 16,000円いかがでしょうか。この金額で、1年間、火災などの万が一の事態に備えることができるのです。さらに、私たち市民共済には「割戻金(わりもどしきん)」という嬉しい仕組みがあります。これは、毎年3月の決算で剰余金(余ったお金)が出た場合に、利用分量(掛金)に応じて組合員のみなさまにお戻しする制度です。もちろん、災害の発生状況や決算内容によっては割戻しがない年もありますが、これは「営利を追求せず、余剰金が出れば加入者に還元する」という、生協ならではの誠実な姿勢の表れです。「掛け捨てはもったいない」と感じている方にとっても、この仕組みは大きなメリットと言えるでしょう。古い家でも安心!「再取得価額」でしっかり建て直す掛金が安いと「保障内容は大丈夫なの?」と不安になる方もいらっしゃるかもしれません。ご安心ください。さっぽろ市民共済では、加入基準額の70%以上でご契約いただいた場合、「再取得価額特約」が自動的に付帯されます。これは、万が一火災で家が全焼してしまった場合に、その家が古くても、「同程度の家を新しく建て直すために必要な金額」をお支払いするというものです。時価額と再取得価額の違い一般的な保険では、建物の経年劣化分を差し引いた「時価額」しか支払われないケースがあります。例えば、2,000万円で建てた家が20年経って価値が半分になっていた場合、時価額では1,000万円しか支払われません。これでは、新しい家を建てるのに自己負担が大きくのしかかってしまいます。しかし、市民共済の「再取得価額」なら、現在の建築費に合わせて再び家を建てるための費用(限度額の範囲内)が支払われます。火災(消火活動による水漏れ・破壊含む)破裂・爆発航空機の墜落・物体の落下自動車の飛び込み落雷による衝撃・波及損害これらの事故しっかりカバーし、さらに「臨時費用共済金」や「残存物取片づけ費用共済金」など、再建時にかかる諸費用をサポートする費用共済金もプラスされます。“安かろう悪かろう”ではなく、“必要な保障を適正な価格で”提供するのが、私たちの誇りです。現代のリスクに備える「ハイブリッド」な保障スタイルここまで火災共済のメリットをお伝えしましたが、正直にお伝えしなければならない点もあります。それは、近年増加している「自然災害(台風・洪水・雪害)」や「地震」に対する保障についてです。さっぽろ市民共済の火災共済では、風水害や地震による損害は、共済金のお支払い対象外となっており、代わりにお見舞い金程度の「見舞金制度」で対応しています。しかし、近年の北海道における異常気象や地震リスクを考えると、これだけでは不安を感じる方もいらっしゃるでしょう。そこで私たちがおすすめしているのが、「火災共済」+「補完火災保険」というハイブリッドな加入方法です。火災共済 補完火災保険(地震保険付き)の活用これは、ベースとなる火災などの保障を割安な「市民共済」で確保し、共済でカバーしきれない自然災害や地震、盗難などのリスクを、提携する損害保険会社の「補完火災保険」で上乗せするという方法です。ベースの火災保障:市民共済で安く抑える自然災害・地震:補完火災保険でしっかり備えるこの組み合わせにより、すべてを民間の保険会社で契約するよりも、トータルの保険料を抑えつつ、充実した保障を得られる可能性があります。特に、冬のスノーダクトの凍結やオーバーフローによる水漏れ事故は、自然現象(雪・氷)が原因とされる場合、通常の火災共済では対象外となることがあります。北海道特有のリスクに万全を期すためにも、ご自身のライフスタイルや予算に合わせて、最適な組み合わせをご検討ください。私たち窓口スタッフが、組合員様一人ひとりに寄り添い、無理のないプランをご提案させていただきます。まとめ今回は、さっぽろ市民共済の「火災共済」について、その掛金の安さと充実した保障内容、そして現代のリスクに対応する賢い加入方法をご紹介しました。営利を目的としない相互扶助だからできる「低掛金」古い家でも安心の「再取得価額」保障補完保険との組み合わせで「自然災害・地震」もカバー加入いただけるのは、札幌市、江別市、千歳市、恵庭市、北広島市、石狩市、当別町、新篠津村、および小樽市にお住まいか、勤務先がある方です。加入時には組合員となっていただくため、出資金として10口100円をお預かりしますが、これは脱退時に全額お返しいたします。家計の負担を少しでも減らし、浮いたお金をご家族の笑顔や将来のために使っていただきたい。それが、私たちさっぽろ市民共済の願いです。「今の保険料、ちょっと高いかも?」と思ったら、ぜひ一度、お気軽に試算をご依頼ください。小さな負担で得られる大きな安心を、あなたとあなたの大切なご家族へお届けします。
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  • 建物だけじゃダメ!「家財」の保障を忘れてはいけない3つの理由
    令和7年を迎え、札幌も厳しい寒さが続く季節となりました。物価の高騰が続き、家具や家電、衣類などの生活用品も値上がりが目立つ昨今、みなさまいかがお過ごしでしょうか。さて、今回は私たち「さっぽろ市民共済」が、組合員のみなさまに特にお伝えしたい「家財の保障」についてお話しします。住宅を購入されたり、契約を見直したりする際、どうしても「建物」の保障ばかりに目が行きがちです。「家さえ直せればなんとかなる」と考えてしまいがちですが、実は万が一の時に生活を再建できるかどうかは、この「家財」の保障をしっかり確保しているかにかかっているのです。今日は、意外と見落としがちな「家財保障」の重要性を、3つの理由にまとめて解説します。 「家財」の総額は意外と高額!生活のすべてを買い直せますか?ひとつ目の理由は、家の中にある「家財」の総額が、想像以上に高額であるという事実です。「家財」と聞くと、テレビや冷蔵庫などの大型家電や、タンスなどの家具を思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし、共済や保険でいう「家財」とは、それだけではありません。毎日着ている洋服や靴、鞄カーテン、カーペット、布団などの寝具食器、調理器具、日用品のストック趣味の道具や書籍、CDこれら生活に必要な「動かせるもの」のほとんどが含まれます。これらをすべて新品で買い直すとしたら、一体いくらになるでしょうか。ご家族の人数にもよりますが、一般的な4人家族であれば、生活用品一式を揃えるのに1,000万円以上かかることも珍しくありません。特に今は物価が上がっており、数年前に買った時よりも同じものを買う値段が高くなっています。建物が直っても、着る服や寝る布団、明日からの食事を作る道具がなければ、以前と同じ生活は送れません。「家財」は、あなたとご家族の「日常そのもの」なのです。北海道特有の「冬のリスク」や「もらい火」から守るふたつ目の理由は、火災以外のリスクにも備える必要があるからです。特にここ北海道・札幌では、冬特有のトラブルがつきものです。例えば、水道管の凍結による破裂事故。水道管そのものの修理費用だけでなく、噴き出した水によって水浸しになってしまったカーペットや家具、家電製品の損害も深刻です。「さっぽろ市民共済」の火災共済では、給排水設備の事故(不測かつ突発的な事故)に伴う水漏れによって家財に損害が生じた場合、一定の条件のもとで保障の対象となります(※自然現象によるものは除きます)。また、恐ろしいのが「もらい火」です。隣の家から火が出て、自宅に延焼してしまった場合、日本の「失火責任法」という法律により、火元に重大な過失がない限り、相手に損害賠償を請求することができません。つまり、相手に賠償してもらえず、自分で自分の家財を買い直さなければならないのです。建物は修復できても、家の中が丸焼けや水浸しになってしまったら……。そんな理不尽な事態から生活を守ってくれるのが、ご自身で加入する「家財の共済」なのです。落雷による家電の故障も対象です近年増えているゲリラ豪雨などに伴う「落雷」。雷サージ(異常電圧)によって、パソコンやテレビ、給湯器の基盤がショートして壊れてしまう被害も少なくありません。こうした被害も、家財の共済に加入していれば保障の対象となります。「再取得価額」で保障!古い家電でも「新品」が買える安心3つ目の、そして最大の理由は、「再取得価額」での保障という大きなメリットがあることです。昔の保険では、使っている年数分だけ価値を差し引く「時価」で評価されることが一般的でした。例えば、10年使ったテレビが火災で燃えてしまった場合、「時価」では価値がほとんどないとみなされ、わずかな金額しか支払われないことがありました。これでは、新しいテレビを買うことはできません。しかし、私たち「さっぽろ市民共済」では、加入基準額の70%以上でご契約いただくと、「再取得価額特約」が自動的に付帯されます。これは、被害に遭ったものと「同等のものを、新たに購入するために必要な金額」をお支払いする仕組みです。つまり、10年使った洗濯機がダメになっても、今のお店で同等の新品を買うための費用が支払われるのです。「古いものだから価値がない」ではなく、「生活を取り戻すために必要だから保障する」。これが、営利を目的としない助け合いの組織である生協の共済の考え方です。まとめ「建物」は雨風をしのぐ器ですが、その中で営まれる「暮らし」を支えているのは「家財」です。万が一の災害時、精神的なダメージを受けている中で、経済的な心配まで抱え込むのは大変つらいものです。「さっぽろ市民共済」の家財共済は、家具や家電だけでなく、あなたとご家族の「いつもの毎日」を守るためのお守りです。掛金は、建物の構造や家族構成によって異なりますが、営利を目的としない手頃な設定となっております。現在、建物のみご加入の方や、家財の保障額が十分か不安な方は、ぜひ一度見直しをご検討ください。私たちと一緒に、安心できる未来の準備を整えましょう。
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  • 恐怖の「パチッ」が引火の合図?北海道の冬、ガソリンスタンドで静電気除去をサボってはいけない理由
    令和7年の冬も、北海道らしい厳しい寒さが続いていますね。暖房の効いた部屋から一歩外に出ると、キーンと冷えた空気が肌を刺す季節です。この時期、ドアノブに触れたり、服を脱いだりするときに「バチッ!」と走る静電気に悩まされている方も多いのではないでしょうか。単に「痛い」「不快だ」で済めば良いのですが、この小さな火花が、特定の場所では取り返しのつかない大事故の引き金になることがあります。それが、私たちが日常的に利用する「ガソリンスタンド」です。特に人件費高騰や人手不足の影響もあり、札幌市内でもセルフ式のスタンドが主流となりました。ご自身で給油ノズルを握る機会が増えた今だからこそ、改めて知っておきたいのが「静電気による車両火災」の恐ろしさです。今回は、乾燥した北海道の冬にこそ注意が必要な、ガソリンスタンドでの静電気対策と、万が一の事態に備える相互扶助の心構えについてお話しします。なぜ静電気が「火種」になってしまうのか「たかが静電気で、ガソリンに火がつくはずがない」と思っていませんか。実は、ガソリンというのは私たちが想像している以上に、非常にデリケートで危険な物質です。ガソリンの引火点(火がつく最低温度)は、なんと「マイナス40度以下」です。つまり、極寒の北海道の真冬であっても、ガソリンは常に気化しており、空気中には燃えやすい「ガソリン蒸気」が漂っているのです。給油口のキャップを開けた瞬間、目には見えませんが、そこからは可燃性のガスがゆらゆらと立ち上っています。そこに、私たちの体から放たれる「バチッ」という静電気の火花が飛んだらどうなるでしょうか。静電気のエネルギーは小さいように思えますが、ガソリン蒸気に着火させるには十分すぎるほどの熱量を持っています。「火種」と「燃料」と「酸素」が揃った瞬間、一瞬にして炎が燃え広がり、大惨事を招いてしまうのです。特に北海道の冬は、重ね着をする機会が多くなります。フリースやダウンジャケット、ヒートテックなどの化学繊維を重ね着すると、衣類同士の摩擦で静電気が体に溜まりやすくなります。その帯電した状態で、何の対策もせずに給油ノズルや給油口に近づくことは、まさに「見えないライター」を持って近づくのと同じくらい危険な行為なのです。セルフスタンドで命を守る「3つの鉄則」では、どうすれば悲惨な事故を防ぐことができるのでしょうか。セルフスタンドを利用する際に、必ず守っていただきたい「3つの鉄則」をご紹介します。1.静電気除去シートに「必ず」触れる給油機には、黒やオレンジ色の「静電気除去シート」が必ず設置されています。給油キャップを開ける前に、このシートに手のひらをしっかりと押し当ててください。これだけで、体に溜まった電気をアース(地面)へ逃がすことができます。手袋をしたままでは効果がない場合がありますので、必ず「素手」で触れるようにしましょう。冬場は寒くて手袋を外したくない気持ちも分かりますが、この数秒の行動が、あなたと同乗者、そして周囲の人々の命を守ります。2. 給油中は車内に戻らない寒さの厳しい北海道では、オートストップ(満タン自動停止)が働くまでの間、暖を取ろうとして一度車内に戻ってしまう方がいらっしゃいます。しかし、これは非常に危険です。車のシートと衣服が擦れることで、せっかく除去した静電気が再び体に溜まってしまうからです(再帯電)。その状態で再び給油ノズルに触れようとすると、その瞬間に火花が飛び、給油口付近で引火するケースが過去に何度も報告されています。給油が終わるまでは、寒くても所定の位置から動かないようにしましょう。3.一人で給油するお子様が給油のお手伝いをしたがることもあるかもしれませんが、給油ノズルを握るのは免許を持った大人だけにしましょう。子供は動き回ることが多く、静電気を帯びやすい上に、除去シートに触れる習慣もありません。また、同乗者が車から降りてくるのも、静電気発生のリスクを高めます。給油中は窓やドアを閉め、同乗者には車内で待機してもらうのが最も安全です。「もしも」の時に慌てないための備えどれほど注意していても、予期せぬトラブルは起こり得ます。万が一、給油中に発火してしまった場合は、慌ててノズルを抜いてはいけません。ノズルを抜くとガソリンが撒き散らされ、火災が拡大する恐れがあるからです。そのまま静かに離れ、店員を呼ぶか、備え付けの消火器を使用するのが正解です。そして、事故が起きてしまった後の「責任」についても考えておく必要があります。自分の不注意でガソリンスタンドの設備を壊してしまったり、他人の車に延焼させてしまったりした場合、多額の損害賠償を請求される可能性があります。こうしたリスクに備えるのが、私たちが提案する「共済」や「個人賠償責任保険」の役割です。さっぽろ市民共済では、営利を目的としない「助け合い」の精神で、組合員の皆様の生活を守るための保障を提供しています。火災共済に付帯できる「個人賠償責任保険」や「借家人賠償責任保険」などは、日常生活のふとした過失による賠償事故をカバーできる場合があります。「自分は大丈夫」と思わず、冬の静電気対策と同じように、万が一の時の「見えない盾」を用意しておくことが、心の平穏につながります。まとめ冬の北海道において、ガソリンスタンドでの静電気は決して侮れない存在です。「マイナス40度でも引火する」というガソリンの怖さを正しく理解し、給油前には必ず「静電気除去シート」に触れる習慣を徹底しましょう。面倒がらずにひと手間かけること、それが自分と大切な家族を守る最大の防御策です。そして、物理的な対策とともに、経済的な備えも忘れてはいけません。さっぽろ市民共済は、これからも札幌・北海道に暮らす皆様が、安心して冬を越せるよう、相互扶助の精神で寄り添い続けます。安全なカーライフと、温かい暮らしのために、今日から「バチッ」への警戒レベルを少しだけ上げてみてくださいね。
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  • ヒートテックの重ね着は死を招く!?雪山遭難レベルの寒さを凌ぐ「真のレイヤリング術」
    令和7年の冬も、北海道には厳しい寒波が訪れています。電気代の高騰が家計を圧迫し、さらには世界的なエネルギー不安から、いつ大規模な停電が起きてもおかしくないという危機感を、私たち札幌市民はどこかで抱えながら暮らしているのではないでしょうか。そんな中、寒さをしのごうとして真っ先に思いつくのが、もはや国民的肌着とも言える「吸湿発熱素材のインナー(いわゆるヒートテックなど)」の重ね着です。しかし、もし暖房が完全に停止した極寒の室内や、避難を余儀なくされた屋外で、この重ね着が「命取り」になる可能性があることをご存知でしょうか。実は、日常使いには優秀なこれらのインナーも、使い方を誤ると「汗冷え」を引き起こし、急激に体温を奪う原因となってしまうのです。今回は、冬山登山という過酷な環境で培われた「レイヤリング(重ね着)」の知識を防災に応用し、電気やガスが止まっても命を繋ぐための、真の防寒術についてお話しします。なぜ「ヒートテックの重ね着」が危険なのか?多くの人が愛用している「吸湿発熱素材」のインナーは、体から出る微量な水分(水蒸気)を繊維が吸収し、熱に変えるという素晴らしい仕組みを持っています。通勤や通学、暖房の効いた室内と外を行き来するような日常生活においては、薄くて暖かい、非常に優れたアイテムであることは間違いありません。しかし、災害時や極寒環境下においては、話が別です。最大の問題点は、その素材の多くに使われている「レーヨン」などの繊維が、「乾きにくい」という性質を持っていることです。人は寒くても活動すれば汗をかきますし、厚着をして動けばなおさらです。また、緊張や恐怖による「冷や汗」も馬鹿になりません。吸湿発熱素材は、一定以上の水分を含むと発熱能力が飽和し、今度は濡れた布が肌に張り付いたまま、なかなか乾かない状態になります。濡れた衣服は、乾いた衣服の約25倍もの速さで体温を奪うと言われています。これが「汗冷え」です。暖房のない環境下で一度体が濡れて冷え始めると、自力で体温を回復させることは困難になり、最悪の場合、「低体温症」に陥り、死に至るリスクすらあるのです。「ただ暖かいものを着ればいい」という考えを捨て、「いかに肌をドライに保つか」を最優先に考えることこそが、究極の防災なのです。雪山登山に学ぶ「命を守るレイヤリング」の極意登山家たちは、変わりやすい山の天候と激しい運動量の中で体温調節をするために、「レイヤリングシステム」という合理的な重ね着を実践しています。これは、衣服を3つの役割に分けて重ねる方法です。ベースレイヤー(肌着)ミドルレイヤー(中間着)アウターレイヤー(外殻)この3層構造を正しく理解し、組み合わせることで、私たちは電気を使わずとも、自身の体温という熱源を最大限に活かし、保持することができるようになります。それぞれの役割を詳しく見ていきましょう。1. ベースレイヤー:汗を肌から引き剥がす最も重要なのが、肌に直接触れる「ベースレイヤー」です。ここでの役割は保温ではなく、「吸汗速乾」です。かいた汗を素早く吸い上げ、拡散し、肌を常に乾いた状態に保つことが求められます。防災用として備えるなら、おすすめは「メリノウール」または「登山用の化学繊維(ポリエステル等)」です。特にメリノウールは、天然の抗菌防臭効果があり、数日お風呂に入れない災害時でも臭いにくいという大きなメリットがあります。また、ウールは濡れても保温性が落ちにくいという、天然のエアコンのような機能を持っています。ポリエステルなどの化学繊維は、圧倒的な速乾性が魅力です。綿(コットン)やレーヨンを含む肌着は、一度濡れると乾かないため、非常用持ち出し袋に入れる防寒着としては避けるのが賢明です。2. ミドルレイヤー:デッドエアを溜め込むベースレイヤーの上に重ねるのが「ミドルレイヤー」です。この役割は「保温」です。繊維の中に空気をたっぷりと含み、体温で暖められた空気の層(デッドエア)を逃さないようにします。代表的な素材は「フリース」や「薄手のダウン」、「ウールのセーター」などです。特にフリースは、濡れても保水しにくく、すぐに乾くため、雪かきなどの作業で汗をかいたり、雪で濡れたりする可能性がある場合には最適です。ポイントは、脱ぎ着がしやすい前開きのものを選ぶことです。暑いと感じたらすぐにファスナーを開けて熱気を逃がし、汗をかくのを防ぐという温度調節(ベンチレーション)が、汗冷えを防ぐための重要なテクニックになります。3. アウターレイヤー:熱を閉じ込め、外気を遮断する一番外側に着るのが「アウターレイヤー」です。役割は「防風・防水・透湿」です。せっかくミドルレイヤーで溜め込んだ暖かい空気も、冷たい北風に吹かれれば一瞬で吹き飛んでしまいます。風をシャットアウトするウインドブレーカーや、雨雪を防ぐレインウェア、マウンテンパーカーなどがこれに当たります。ここで重要なのが「透湿性」です。内側の湿気(汗の蒸気)を外に逃がす機能がないと、内側が結露してしまい、結局体が濡れてしまいます。ゴム合羽やビニール製のカッパは完全防水ですが透湿性がないため、長時間の着用には注意が必要です。ゴアテックスなどの透湿防水素材が理想ですが、防災用としては、脇の下にベンチレーション(換気口)があるものや、少しゆとりのあるサイズを選んで空気の通り道を確保することも有効です。令和7年の自宅防災:日常着を「サバイバル仕様」にここまでの知識を踏まえ、私たち札幌市民が今すぐできる備えは何でしょうか。それは、高価な登山用品を家族全員分買い揃えることだけではありません。手持ちの服の素材表示(タグ)を確認し、「これはベース向き」「これはミドル向き」と分類し直すだけでも立派な防災対策になります。素材タグのチェック(綿やレーヨンを肌着にしない)ゆとりのあるサイズ感の確保(重ね着で血流を止めない)首・手首・足首の「3つの首」を温める小物の準備特に「3つの首」は血管が皮膚の近くを通っているため、ここをネックウォーマーやレッグウォーマーで温めるだけで、体感温度は劇的に上がります。マフラーよりも、隙間ができにくく外れにくいネックウォーマーが、就寝時や作業時には安全で有効です。また、靴下の重ね履きも有効ですが、締め付けすぎると血行が悪くなり、かえって冷えや凍傷の原因になります。少し大きめの靴下を用意するか、ルームシューズを活用するなど、足先の血流を確保することを忘れないでください。家族で暖を分け合う「シェア・ウォーム」の精神レイヤリングは個人の対策ですが、災害時は「相互扶助」の精神もまた、暖かさを生み出します。一つの部屋に集まり、小さな熱源を共有すること。お互いの体調、特に低体温症の兆候(震えが止まらない、口数が減る、無関心になる等)がないかを確認し合うこと。そして、高齢者や子供など、体温調節機能が弱い家族には、優先的に高機能なウェアを着せてあげること。物理的な衣服の重ね着だけでなく、こうした「心の重ね着」とも言える助け合いが、凍えるような夜を乗り越える力になるはずです。令和7年の冬、私たちはテクノロジーだけでなく、こうした知恵と絆で、寒さに立ち向かっていきましょう。まとめ冬の北海道において、寒さは単なる不快感ではなく、直接的な生命の危険です。日常的に愛用している吸湿発熱インナーも、災害時という非日常においては、その特性(乾きにくさ)がリスクになることを知っておく必要があります。重要なのは、肌をドライに保つ「ベース」、熱を蓄える「ミドル」、外気を遮断する「アウター」という3層の役割を理解し、手持ちの衣服を適切に組み合わせることです。特にベースレイヤーには、ウールや速乾性のある化繊を選びましょう。正しい知識は、どんな高価なダウンジャケットよりもあなたを温め、守ってくれます。そして、その知識を家族や友人と共有し、声を掛け合うこと。それが、私たちさっぽろ市民共済が目指す、温かい相互扶助の形です。この冬、衣服のタグを一度見直し、万が一のブラックアウトにも動じない「着る防災」を準備してみてください。
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