建物だけじゃダメ!「家財」の保障を忘れてはいけない3つの理由

建物だけじゃダメ!「家財」の保障を忘れてはいけない3つの理由

「建物には共済をかけているから大丈夫」と思っていませんか?実は火災や災害で生活を再建するために本当に必要なのは「家財」の保障です。札幌・北海道の生活に欠かせない家財共済の重要性を3つのポイントで解説します。


令和7年を迎え、札幌も厳しい寒さが続く季節となりました。

物価の高騰が続き、家具や家電、衣類などの生活用品も値上がりが目立つ昨今、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

さて、今回は私たち「さっぽろ市民共済」が、組合員のみなさまに特にお伝えしたい「家財の保障」についてお話しします。

住宅を購入されたり、契約を見直したりする際、どうしても「建物」の保障ばかりに目が行きがちです。

「家さえ直せればなんとかなる」と考えてしまいがちですが、実は万が一の時に生活を再建できるかどうかは、この「家財」の保障をしっかり確保しているかにかかっているのです。

今日は、意外と見落としがちな「家財保障」の重要性を、3つの理由にまとめて解説します。


「家財」の総額は意外と高額!生活のすべてを買い直せますか?


ひとつ目の理由は、家の中にある「家財」の総額が、想像以上に高額であるという事実です。

「家財」と聞くと、テレビや冷蔵庫などの大型家電や、タンスなどの家具を思い浮かべる方が多いかもしれません。

しかし、共済や保険でいう「家財」とは、それだけではありません。

毎日着ている洋服や靴、鞄
カーテン、カーペット、布団などの寝具
食器、調理器具、日用品のストック
趣味の道具や書籍、CD

これら生活に必要な「動かせるもの」のほとんどが含まれます。

これらをすべて新品で買い直すとしたら、一体いくらになるでしょうか。

ご家族の人数にもよりますが、一般的な4人家族であれば、生活用品一式を揃えるのに1,000万円以上かかることも珍しくありません。

特に今は物価が上がっており、数年前に買った時よりも同じものを買う値段が高くなっています。

建物が直っても、着る服や寝る布団、明日からの食事を作る道具がなければ、以前と同じ生活は送れません。

「家財」は、あなたとご家族の「日常そのもの」なのです。


北海道特有の「冬のリスク」や「もらい火」から守る


ふたつ目の理由は、火災以外のリスクにも備える必要があるからです。

特にここ北海道・札幌では、冬特有のトラブルがつきものです。

例えば、水道管の凍結による破裂事故。

水道管そのものの修理費用だけでなく、噴き出した水によって水浸しになってしまったカーペットや家具、家電製品の損害も深刻です。

「さっぽろ市民共済」の火災共済では、給排水設備の事故(不測かつ突発的な事故)に伴う水漏れによって家財に損害が生じた場合、一定の条件のもとで保障の対象となります(※自然現象によるものは除きます)。

また、恐ろしいのが「もらい火」です。

隣の家から火が出て、自宅に延焼してしまった場合、日本の「失火責任法」という法律により、火元に重大な過失がない限り、相手に損害賠償を請求することができません。

つまり、相手に賠償してもらえず、自分で自分の家財を買い直さなければならないのです。

建物は修復できても、家の中が丸焼けや水浸しになってしまったら……。

そんな理不尽な事態から生活を守ってくれるのが、ご自身で加入する「家財の共済」なのです。


落雷による家電の故障も対象です


近年増えているゲリラ豪雨などに伴う「落雷」

雷サージ(異常電圧)によって、パソコンやテレビ、給湯器の基盤がショートして壊れてしまう被害も少なくありません。

こうした被害も、家財の共済に加入していれば保障の対象となります。


「再取得価額」で保障!古い家電でも「新品」が買える安心


3つ目の、そして最大の理由は、「再取得価額」での保障という大きなメリットがあることです。

昔の保険では、使っている年数分だけ価値を差し引く「時価」で評価されることが一般的でした。

例えば、10年使ったテレビが火災で燃えてしまった場合、「時価」では価値がほとんどないとみなされ、わずかな金額しか支払われないことがありました。

これでは、新しいテレビを買うことはできません。

しかし、私たち「さっぽろ市民共済」では、加入基準額の70%以上でご契約いただくと、「再取得価額特約」が自動的に付帯されます。

これは、被害に遭ったものと「同等のものを、新たに購入するために必要な金額」をお支払いする仕組みです。

つまり、10年使った洗濯機がダメになっても、今のお店で同等の新品を買うための費用が支払われるのです。

「古いものだから価値がない」ではなく、「生活を取り戻すために必要だから保障する」

これが、営利を目的としない助け合いの組織である生協の共済の考え方です。


まとめ


「建物」は雨風をしのぐ器ですが、その中で営まれる「暮らし」を支えているのは「家財」です。

万が一の災害時、精神的なダメージを受けている中で、経済的な心配まで抱え込むのは大変つらいものです。

「さっぽろ市民共済」の家財共済は、家具や家電だけでなく、あなたとご家族の「いつもの毎日」を守るためのお守りです。

掛金は、建物の構造や家族構成によって異なりますが、営利を目的としない手頃な設定となっております。

現在、建物のみご加入の方や、家財の保障額が十分か不安な方は、ぜひ一度見直しをご検討ください。

私たちと一緒に、安心できる未来の準備を整えましょう。