火災などにより生じた損害に対して、建物や動産の古い新しいにかかわらず、ご契約額を限度として、同程度のものを新たに購入・修理するために必要な金額(再取得価額)をお支払いする特約です。
当組合の火災共済の「加入基準額」(※)の70%以上でご契約いただくと、自動的に保証されます。
※加入基準額…専用住宅は、1坪(3.3㎡)あたり60万円(併用住宅は50万円)
再取得価額特約の付帯例
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2,000万円の家を購入したAさんとBさん。
Aさんは1,800万円、Bさんは1,000万円の火災共済に加入しました。 - ところが、不幸にもAさんの家もBさんの家も火災に遭い、1,000万円の損害が出てしまいました。
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再取得価額特約が付帯されていたAさんは損害額の1,000万円の共済金を受け取ることができました。
しかし、再取得価額特約が付帯されていなかったBさんは714万円支払われますが、損害額には足りません。 -
再取得価額特約が付帯されていないと、共済金は次のような計算式により支払われBさんのように損害額全額が保障されません。
ですから、加入基準額いっぱいでご加入いただくことをお勧めします。 万が一に備え、ぜひ、この機会に契約内容の確認・見直しをお勧めします。